【完全版】世界のオーガニック認証一覧
オーガニックと書かれていても、すべてが同じ基準で作られているわけではありません。
本当に信頼できる商品かどうかを見るうえで重要なのが、「どの認証を取得しているか」です。
世界には、食品向け、化粧品向け、農産物向け、自然派化粧品向けなど、さまざまなオーガニック認証があります。
ここでは世界の主要なオーガニック認証を一覧で整理し、特徴と公式URLまでまとめました。
世界のオーガニック認証を先にざっくり整理
まず押さえたいのは、オーガニック認証には大きく分けて次のような種類があるという点です。
- 食品・農産物向け認証:USDA Organic・有機JAS・EU Organicなど
- 化粧品向け認証:COSMOS・NATRUE・Ecocert関連認証など
- 国別の国家認証:日本・アメリカ・EU・カナダ・中国・インドなど
- 民間の厳格基準:Soil Association・Demeter・Bio Suisseなど
特に重要な4つの認証
COSMOS
COSMOSは、オーガニック・ナチュラル化粧品分野で世界的に重視されている基準です。
化粧品の原料、製造、表示、管理まで幅広くルールが定められており、COSMOS ORGANIC と COSMOS NATURAL の区分があります。
化粧品分野で本物志向を打ち出したいブランドにとって、非常に重要な認証です。
公式URL:https://www.cosmos-standard.org/en/
ECOCERT
ECOCERTはフランス発の世界的な認証機関として知られています。
食品、農業、化粧品など幅広い分野に関わっており、化粧品ではCOSMOS基準にも深く関与しています。
「ECOCERT認証」と表記されている商品は多く、オーガニックコスメ市場では非常に知名度の高い存在です。
公式URL:https://www.ecocert.com/en/
USDA Organic
USDA Organicは、アメリカ農務省が管轄する有機認証です。
食品分野で特に重要で、世界的な知名度も高く、海外販売や輸出を考える際にも強い信頼材料になります。
表示区分が細かく定められている点も特徴です。
公式URL:https://www.ams.usda.gov/rules-regulations/organic
有機JAS
有機JASは、日本の国家規格です。
日本国内で食品を「有機」「オーガニック」と表示するうえで非常に重要で、有機JASマークの有無は信頼性を見る大きなポイントになります。
日本市場向けの商品選びでは、まず確認したい認証のひとつです。
公式URL:https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html
世界のオーガニック認証一覧【完全版】
国際・グローバル系
- COSMOS
対象:化粧品
特徴:国際的なナチュラル・オーガニック化粧品基準
公式URL:https://www.cosmos-standard.org/en/ - NATRUE
対象:化粧品
特徴:ヨーロッパで知名度の高い自然・オーガニック化粧品認証
公式URL:https://www.natrue.org/ - ECOCERT
対象:食品、農業、化粧品など
特徴:世界的に有名な認証機関
公式URL:https://www.ecocert.com/en/ - IFOAM Organics International
対象:有機農業全般
特徴:有機農業の国際的な推進団体として非常に有名
公式URL:https://www.ifoam.bio/
ヨーロッパ
- EU Organic
対象:食品・農産物
特徴:EU共通の有機認証ロゴ
公式URL:https://agriculture.ec.europa.eu/farming/organic-farming_en - Soil Association
対象:食品、農業、化粧品など
特徴:英国で非常に信頼度の高い認証機関
公式URL:https://www.soilassociation.org/ - Demeter
対象:農業、食品など
特徴:バイオダイナミック農法の代表的認証
公式URL:https://www.demeter.net/ - AB(Agriculture Biologique)
対象:食品・農産物
特徴:フランスで広く知られる有機表示
公式URL:https://www.agencebio.org/ - ICEA
対象:食品、化粧品、環境配慮製品など
特徴:イタリアの有機・エコ認証で知名度が高い
公式URL:https://www.icea.bio/ - Bio Suisse
対象:食品・農産物
特徴:スイス独自の厳しい有機基準として有名
公式URL:https://www.bio-suisse.ch/
北米
- USDA Organic
対象:食品・農産物
特徴:アメリカの国家有機認証
公式URL:https://www.ams.usda.gov/rules-regulations/organic - Canada Organic
対象:食品・農産物
特徴:カナダの有機制度
公式URL:https://inspection.canada.ca/ - Oregon Tilth
対象:有機認証全般
特徴:アメリカで知られる認証機関のひとつ
公式URL:https://tilth.org/
日本・アジア
- 有機JAS
対象:食品・農産物など
特徴:日本の国家有機規格
公式URL:https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html - China Organic Product Certification
対象:食品・農産物など
特徴:中国の国家有機認証制度
公式URL:http://www.cnca.gov.cn/ - India Organic
対象:食品・農産物など
特徴:インドの有機認証制度
公式URL:https://apeda.gov.in/ - Korean Organic Certification
対象:食品・農産物など
特徴:韓国の有機認証制度
公式URL:https://www.naqs.go.kr/
オセアニア
- Australian Certified Organic(ACO)
対象:食品・農産物・関連製品
特徴:オーストラリアで知名度の高い有機認証
公式URL:https://www.aco.net.au/ - NASAA Organic
対象:食品・農産物など
特徴:オーストラリアの老舗有機認証のひとつ
公式URL:https://www.nasaa.com.au/
中南米
- Brazil Organic
対象:食品・農産物
特徴:ブラジルの有機制度
公式URL:https://www.gov.br/agricultura - SAG Organic(チリ)
対象:食品・農産物
特徴:チリの有機認証関連制度
公式URL:https://www.sag.gob.cl/
アフリカ・その他
- Ecocert Morocco
対象:有機農産物、化粧品関連など
特徴:モロッコで有機分野に関わる重要な認証機関のひとつ
公式URL:https://www.ecocert.ma/ - Afrisco
対象:アフリカ地域の有機規格関連
特徴:アフリカの地域規格として知られる存在
公式URL:https://afrisco.net/オーガニック認証を見るときのポイント
1. 食品向けと化粧品向けは別物
まず重要なのは、食品の認証と化粧品の認証は同じではないという点です。
たとえばUSDA Organicや有機JASは食品分野で特に重要ですが、化粧品ではCOSMOSやNATRUEのような基準が重視されます。
2. 認証機関と認証基準は違うことがある
例えば、COSMOSは基準そのものです。一方でEcocertは、その基準に基づいて認証を行う機関として理解するとわかりやすくなります。
この違いを知らないと、ロゴや表記の意味を誤解しやすくなります。
3. 「オーガニック風」の表記だけでは不十分
商品名にオーガニックと書かれていても、第三者認証がないケースは少なくありません。
本当に信頼できるかを見るには、認証マーク、認証番号、公式基準との整合性を確認することが大切です。
どの認証が特に信頼されやすいのか
実際に世界的な知名度と信頼性の面で特に注目されやすいのは、次の認証です。
- COSMOS
- ECOCERT
- USDA Organic
- 有機JAS
- EU Organic
- Soil Association
このあたりを理解しておくと、商品選びや仕入れ判断の精度がかなり上がります。
オーガニック認証一覧を知る意味
オーガニック市場では、「本物らしく見える商品」と「本当に基準を満たしている商品」が混在しています。
認証一覧を知っておくことには大きな意味があります。- 本物を見分けやすくなる
- 価格差の理由がわかる
- 輸入や卸の判断材料になる
- サロンや小売店での説明力が上がる
- 消費者として騙されにくくなる
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