受け皿付きの石鹸置きは、雑菌繁殖の原因!!肌荒れの原因かも!?

皆さんはどのような石鹸置きを使っていますか?
受け皿付きの石鹸置き、便利なように見えて、実は雑菌繁殖の原因なのです。石鹸置きに入った固形石鹸から溶け出した液体は、栄養も豊富なので、菌がどんどん増えていきます。石鹸の素材がナチュラルであればあるほど、菌の栄養源となります。特に夏場に湿気の多い日本では、更に菌の繁殖に拍車がかかります。

石鹸置きで石鹸が溶けると雑菌が繁殖してしまう。

学校や病院で固形石鹸を使う場合、多くはネットに入ってぶら下げられています。これは、石鹸を乾燥させ、雑菌の繁殖による感染を防ぐためなのです。菌だらけの固形石鹸を使うことは、肌に本来はない菌を塗りつけているのと同じです。これは皮膚にとっても良くありません。

細菌にはいろいろなものがありますが、あまり栄養素を必要としない「ブドウ糖非発酵菌」は石鹸水の中で増殖することができます。消毒剤に対して抵抗力があり、抵抗力が弱っている人には感染の原因となりますが、健康な人には問題ありません。しかし、皮膚を守っている常在菌を乱すことがあります。

皮膚を清潔に保つために必要な分泌物を栄養源として皮膚で生息している菌(常在菌)は表皮ブドウ球菌です。皮膚の常在菌は、外部からの化膿症を予防する働きがあります。常在菌が守っている皮膚に、ブドウ糖非発酵菌を塗りつけると、ダニの増殖につながり、肌の潤いをなくします。

固形石鹸を推奨しない皮膚科等もあるようですが、正しい使い方を知っていれば全く問題はありません。

 

使用中の固形石鹸の保存方法

水分と湿度に注意すれば、菌の繁殖を防げます。
風通しの良い場所に、石鹸水が溜まらない石鹸置きに置くこと、もしくはネットに入れてぶら下げておくことです。

 

既に受け皿付の石鹸置きの中でどろどろになった石鹸の対処方法

菌が付いているからと言って、捨てる必要はありません。菌をなくしてしまいましょう。

●冷蔵庫に入れ冷やす。

●水分をふき取り、乾燥させる。→ 湿気がない風通しの良い場所に置く。

当たり前のことですが、受け皿付の石鹸置きから、清潔に保てる石鹸置きかネットに変えて下さい。

 

おすすめの石鹸置きは?

菌を繁殖させない清潔な石鹸置きの条件

●どろどろの石鹸水が溜まらない。

●石鹸をできるだけ早く乾燥させる。

この2点が重要です。

更に条件を付けるのであれば、「見た目(デザイン)」と「素材」も重要です。
特に素材に関しては、直接肌に触れる石鹸の置き場所ですので、石油系より自然系の素材がおすすめです。
石鹸置きの成分も長時間置いてある石鹸に移る場合があります。

これらの条件を全てクリアした石鹸置きは、なかなかありませんが、ひとつだけ見つけましたので紹介いたします。

 

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